注目されるゴールドリンクの純金積立の良し悪し

最終更新日 2024年8月21日 by 9jyous

1.金の市場価値が安くなった時にスポット購入出来れば良い

純金積立は名前の通り、純金を購入して積み立てることで資産を形成する、投資商品の1つだといえます。

この投資方法では、ドルコスト平均法という購入法が定番で、市場価格変動のリスクを最小限に抑えられるのが特徴です。

市場価格が高い時は購入量を少なめに抑え、逆に価格が下がった場合は多く購入する、とてもシンプルかつ効果的な購入方法です。

ドルコスト平均法の名前から想像可能ですが、こういった市場の動向にあわせた購入を行うことで、購入価格を平均化できるというわけです。

それに、購入した純金は購入先に保管を任せられるので、購入後の純金の取り扱い方を考える必要がないのも嬉しいところです。

購入自体は予め予算を設定しておき、その中で価格変動に応じて買い増していく、といったスタイルで運用を行います。

しかし、純金積立はトレーダーが買いたい時に注文する、いわゆるスポット購入も可能です。

資金に余裕ができた時や市場価格が安くなったタイミングなど、好きな時に注文して買い増すことができます。

この為、普段は限られた予算で無理なく買い増せますし、お得に買える時にまとめて買えるのもメリットとなります。

購入先によっては、手数料の負担なくスポット購入ができるので、お得な会社を選んで購入を決めることが大切です。

2.純金積立で考えられるデメリット

大切といえば信頼性も同様で、資金力があって過去の運用実績も十分に持っている、そういう会社に任せるのが賢明でしょう。

純金積立で購入した金地金は引き出す形で、自分が積み立ててきた中から現物に変えてもらい手にできます。

金地金はやはり高純度の金の塊ですから、少量でも手に持つと特別な重みが感じられますし、500gや1kgとなれば輝きも存在感も別格です。

勿論、現物に変えて手元に置いても価値はなくなりませんし、市場価格が上がった時に売却を行えば、差額が利益として資産を増やしてくれます。

こちらも購入先ごとに異なりますが、積立を単に金地金だけでなく、各種のジュエリーや金貨に変えられる会社もあります。

ジュエリーは金とはまた違った魅力を持ちますし、金貨もやや地味で味気ない金地金とは異なるので、手にする満足感が得られます。

このように、純金積立には魅力的で良い部分がとても多く、投資の初心者でも少ないリスクと資金で始められるのがポイントです。

一方のデメリットとしては、購入時の手数料やサービス利用の年会費など、何かと出費が発生することがあてはまります。

手数料は積立購入時に発生するもので、購入の度に加算されることから、毎回少し高めに金を購入することになります。

積立を提供するゴールドリンクなどの会社は、手数料で利益を得て経営を行っているので、手数料を全くなしにするのは不可能です。

ただ、比較してよりお得な手数料の会社を選ぶことはできますし、手数料が少ないか発生しないスポット購入を行うことでデメリットを打ち消せます。

年会費もまた会社によって違いますが、保管料が発生しない分、必要な出費だと考えて納得するのが無難でしょう。

金地金の購入であっても、まとめて買わなくては手数料が発生しますから、これは積立以外の投資にも関わる共通点です。

いずれにしても、純金の購入には代金以外のコストもありますから、その点を考慮して投資方法を選択したり、純金積立を始めることが肝心です。

3.特定保管を採用している運営会社がおすすめ

もう1つ念頭に置いておきたいポイントは、リアルタイムでの取り引きが不可能で、必ず時間差が生じてしまうということです。

金の投資信託など、一部の方法ならリアルタイム売買に対応しますが、積立商品は運営を行う会社が提示する価格で購入する他ないです。

当然ながら市場価格に即しているので、完全な言い値というわけではありませんが、今現在の市場と提示価格に差が生じやすいのは事実です。

以上のように、純金積立はメリットとデメリットの両方が存在しますが、天秤に掛けて考えてみれば、割とリスクが小さく魅力的な商品だと分かります。

運用資金は毎月数千円で済みますし、5,000円もあれば立派に積立を始めたり、将来に向けた資産形成を行うことができます。

会社倒産による被害が起こらないとは限りませんが、この点は会社経営と顧客の積立を分離する、特定保管を採用する株式会社ゴールドリンクなどの会社を選べば大丈夫です。

特定保管は100%積立された金が保護されるので、万が一会社が倒産してしまっても、積み立ててきた資産を失う恐れはないです。

対する消費寄託は、会社倒産時に投資した資産が目減りする可能性はあるものの、手数料が低く設定されているのがメリットです。

そして、一部上場だったり資金が潤沢で信用力のある会社なら、比較的安心して選択したり積立を始められる候補となり得ます。

消費寄託だから駄目ということはありませんし、選び方次第で安全に安心して投資できるようになります。

純金を積み立てて資産を増やす投資は、現物の中でも人気が高まっていて、将来や経済に対する不安に応える形で次々と魅力的な商品が登場している状況です。